2013/01/22 02:54:17
http://www.asahi.com/international/update/0121/TKY201301210423.html
【ソウル=貝瀬秋彦】韓国国防省は21日、北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」として昨年12月に発射した長距離弾道ミサイルの残骸の分析結果を発表した。部品の一部に輸入品が使われているものの、大部分は国産とみられ、北朝鮮は独自にミサイルの完成度を高めてきたことになる。
同省が、ミサイル発射後に韓国沖の黄海で回収した1段目の酸化剤タンクや燃料タンク、エンジン部分などを分析した結果、温度感知器や圧力センサーなど電子機器やセンサーの多くには外国の製品が使われていた。政府関係者は、中国や欧州など5カ国の製品と明らかにしたが、いずれも商業ベースで流通しているもので、ミサイル関連技術輸出規制(MTCR)に触れるものはなかったという。
ミサイルの大部分は北朝鮮が独自に製造したとみられ、同省関係者は「国際社会の制裁で先進技術の導入や部品の調達が制限されている中でも、数多くの実験や経験を基に、長距離ミサイルの完成度を高めたようだ」と分析している。
同省は先月23日、最初に回収された酸化剤タンクの分析を通じ、今回のミサイルが重さ500~600キロの弾頭を、米本土まで届く1万キロ以上先まで運ぶ能力があるとの見方を明らかにしていた。
アメリカ本土まで届くとなると、アメリカも悠長に構えていられませんね。
【ソウル=貝瀬秋彦】韓国国防省は21日、北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」として昨年12月に発射した長距離弾道ミサイルの残骸の分析結果を発表した。部品の一部に輸入品が使われているものの、大部分は国産とみられ、北朝鮮は独自にミサイルの完成度を高めてきたことになる。
同省が、ミサイル発射後に韓国沖の黄海で回収した1段目の酸化剤タンクや燃料タンク、エンジン部分などを分析した結果、温度感知器や圧力センサーなど電子機器やセンサーの多くには外国の製品が使われていた。政府関係者は、中国や欧州など5カ国の製品と明らかにしたが、いずれも商業ベースで流通しているもので、ミサイル関連技術輸出規制(MTCR)に触れるものはなかったという。
ミサイルの大部分は北朝鮮が独自に製造したとみられ、同省関係者は「国際社会の制裁で先進技術の導入や部品の調達が制限されている中でも、数多くの実験や経験を基に、長距離ミサイルの完成度を高めたようだ」と分析している。
同省は先月23日、最初に回収された酸化剤タンクの分析を通じ、今回のミサイルが重さ500~600キロの弾頭を、米本土まで届く1万キロ以上先まで運ぶ能力があるとの見方を明らかにしていた。
アメリカ本土まで届くとなると、アメリカも悠長に構えていられませんね。
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